こじらせ系主婦奔走中

日々をまったり綴る元バンギャルの黒歴史手帳

ナイトメア活動休止前ラストライブ「NOT THE END」

2016/11/23 東京体育館へ行ってきました。

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11/9のZepp Nagoyaにて、東北のお姉さんと仲良くなり、再度加熱したナイトメアへの愛を放つしかないと、主人と乳飲み子を置いて1人飛んでいきました。

ここだけ見るとほんとクソ

 

よくよく考えたら、座席指定のナイトメアは初めて…!ていうか、座席指定のビジュアル系が初めて…?

こんなに大量のバンギャが一堂に会しているのを見るのも久しぶりで、プルプル震えていました。

黒率はんぱねぇ。

 

前日公式から発表のあったNIGHTMA屋の「芋煮」も食べたかったけど、列の長さとバンギャの凄まじさ(多くは語るまい)に圧倒され断念。

ていうか、活休前に屋台開いて芋煮と油そば売るってナイトメア正気かよ。いいよその感じ最高だよ。

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開演までお姉さんとバンギャだらけのカフェでお茶してました。

ライブで今まで交わることのなかった人と出会ったり、ツイッターで知り合った子にも会えたり、普段息子と2人きりで閉鎖的になってた私にはそんな時間がすーごくすーごく刺激的で懐かしく、幸せでした。

 

お茶してる間も、なんか本当にナイトメア活休するのかな〜、咲人が泣いたら泣くな〜みたいな、話す内容こそすれ、いつものライブ前と同じ時間を過ごしてて、活休やぞ!みたいな切迫感はなかったな。

私は今まで見て来たバンドが活休ってのはあまり経験がなくて、大概解散が多かったから待つということをしたことがないんだよね。

でもお姉さんはあのジャンヌでの活休を経験してるから、もう何も怖いものはないと。

ナイトメアは、絶対に戻って来る、待っていてとしきりに発してきました。このご時世、解散するする詐欺やらバンドがノリに乗っているときにメンバー逮捕(…)とか、ファンが悲しむことも多くある中で、ナイトメアは真摯に真正面からファンの気持ちに応えてきたように思えます。

 

 

開場して、席は下手のアリーナ。

咲人さんがほんとよく見える。

見た限り、少しずつ空きはあるもののほとんど人が埋まってる。なんかもうそれだけで胸がギュッとなりました。

 

暗いステージの上に炎が焚かれ、静かに始まりました。

一瞬葬式かと思ったのは秘密だぞ!

一曲目はクロニクル

名古屋では感じなかった黄泉の声の調子の良さを感じながら歌詞を聞いていると自然に涙が溢れてきました。

 

この先もずっと続いて行くだろう 僕らのストーリー

忘れたくない想いを抱いて言うよ

僕の世界の全てに「アリガトウ」を

 

こちらこそ、アリガトウだよ!!。゚(゚´Д`゚)゚。

 

そして、Awakening.まほらまでは名古屋と同じセトリ。

茜の代わりに流れたわすれな草、「これで本当に終わりなんだね」という歌詞が沁みました。いや、終わりじゃないよのっとざちん◯だから…

からのRAY OF LIGHTで完全に涙腺がパーン!!!!この曲大好き。

ナイトメア、ちょいちょい七夕に絡めた曲を作るけど、七夕オブナイトメアの曲の中で一番好きかも。

そこから、泣いちゃあおれないmimicからの暴れ曲続き。

多分この時私の腰は爆発しました。最高の上ってなんだろう。超最高?そんな感じ。

 

落羽を聞いた時、二度目だったこともありなんとか涙は耐えました。

落羽の歌詞って本当に優しくて、柩のいいとこぎゅっと詰め込みました感があって幸せな気持ちになる。

涙を耐えていたにもかかわらず、ギターソロの時黄泉が柩の耳元で「ありがとう!」と呟き、柩が首を横に振りながら「こちらこそ」と答えていたところを見て目が爆発しました。もうやめろ、本当に泣けてくるから、思い出しても歯を食いしばっている。

 

そこからVERMILION.、Morphoで本編終了。

ここまで本当にあっという間。

 

MCがどこであったのか記憶が曖昧だけど、心に残った場面。

黄泉が「今日のライブ、俺達は絶対に忘れません。この先辛い事や悲しい事があったら、俺達が今まで作ってきた曲を聴いて下さい。絶対に助けてやります。」と言った時の、彼の頼もしさ。小さな巨人。座ってる瑠樺さんより小さいのによぉ!

 

そしてKENKA DRIVEから始まるアンコール1曲目。

隣の新弥ギャさんの盛り上がりが半端なくてよっしゃこっからもいくしかなーい!!とエンジン全開。

 

そして、東京体育館でも聴けたラヴェル

新弥がトラブルがあってからのトラヴェルだったね。笑ったわ。

この曲は本当に特別。深呼吸してから聞いてたらまた涙がぽろぽろ。涙腺おばけ。

ラヴェルが2回も聞けたことは大きい収穫だったなー、幸せだ。咲人さんがアコギを弾いてる姿は美しすぎる。

 

そしてラストはQuints

この曲初めて聞いた時は耳に残るザ・ナイトメアって感じの曲だなぁって思ってたんだけど、5人の仲良しソングでとっても好きだ!

その仲良し引きずったまま、曲終わりのはけるときにメンバーで抱き合ったり(というこ抱っこし合ったりw)いい大人がわちゃわちゃしててほっこりした!もう、すきィ!!

 

アンコール2回目はStar[K]night

 物販で売られていた「足元を照らすときなどにどうぞ」というふざけたLEDライトが東京体育館を照らしたとき、星の夜空を見ているようでした。

 みんなで一緒に何度も歌って、右腕は死にかけていましたが涙も一緒に出て、私は途中

 

「あぁあの…とぎっ…イイイ…ウッウッ、はっ、ぞぉ~らの~…むっ…ブハッ!!のっ星になあ…」

 

と、収穫直前の豚のように泣きながら歌っていました。

曲が終わり、あぁ、これで本当に終わりか…と感傷に浸ると、みんなで手をつないでジャンプしよう!と。

その時私の手のひらは泣きじゃくった顔を拭いたときについたよだれと涙と化粧品とで異常なまでにしめっていたため、一瞬ためらいましたが両隣のばんぎゃる姉さんたちが優しく手を取ってくれました。なんか本当にごめんなさい。

せーの!でジャンプ。

人より重力を受けている私はタイミングを大幅にずらしみんなとは違うタイミングで一瞬宙に浮いただけでした。

 

その後、メンバーから一言。

新弥。

「こんな5人を応援してくれて…ありがとね。」

なんだろう。もうさ、ありがとね。の言い方が、愛が溢れすぎてて、正直新弥のことちょっと苦手(ごめんなさい新弥ギャさん)なんだけど、じーん…としてしまいました。

 

そして咲人。

「さよならとまたねは違うから。またな!」

あの、咲人が、涙をこらえながら、でも涙のダムを決壊させながらそう言い放ちました。

最後まで、本当に綺麗な人だ。心も言葉も、美しくて、それとは反対に私はきったなくおいおい泣きじゃくりました。

 

黄泉。

「何年かかるかわからないけど、必ず帰ってきます。」

さすがこの人は、本当に芯の強い人だ。最後まで涙は見せなかった。しっかりとフロントマンとしての務めを果たして、ナイトメアを引っ張っていった。尊敬します…

 

そして、エンドロールが流れる。

 

ありがとう、ナイトメア。

素敵な悪夢を見させてくれて、本当にありがとう…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一向に、立ち去らないバンギャ達。

 

 

そして現れる、メアメンバー

 

3回目のアンコールキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

My name is "SCUM"

本当におまいらはスカムスだ!!!!最高だよナイトメア!!!!!

からの、12回連続 the FOOL !!!!!!

もうね、バカだよ!!!!!

 

※the FOOLは、約50秒の曲中ひたすらヘドバン&拳の繰り返しの超体育会系曲。

 

私はもう帰りも迫っていたのでアリーナ最後尾からその様子を見ていたのですが、圧巻の一言。

ヘドバンって綺麗だな。

 

もうなんか、スタナイでうるうる号泣終わるのつれぇよぉ!!から、こんだけ頭振ったらスッキリも何も血管プッツリいっちゃうよ!?ってくらい凄まじく、見ているこちらも爽快でした。

ステージからヘドバンを煽るバンドマンの気持ちがわかった気がした。それくらいバンギャのヘドバンは美しい。

 

メンバーもとっても楽しそうに、もうウェーイ系の人たちが飲み会で一番盛り上がってる時みたいな様子で笑ってたのが本当によかった!瑠樺さんは死にかけてたけどね!

瑠樺さん、黄泉をジャイアントスイングしてたのには笑ったw

 

そして笑顔ではけていく5人。

私も心はすっきり。あれだけ爽快感のあるライブは初めてでした。

 

 

ナイトメアを知ってから早12年、彼らが活動を続けて16年。

私は彼らのほんの一部だけしか知らずに今回もミーハー的立ち位置でライブに参戦したけど、本当にいいバンドで、いいライブだったと思う。

あの場にいた誰もが、きっと彼らの復活を信じたし、待っていたいと思ったはず。

居場所は間違いなくあるよ。

 

大切なこと、大事なもの、拾い集めて、今を生きる。

 

今は少しおやすみ、そして素敵な悪夢をまた見せてください。

ありがとうございました。